ローランドFP-30 vs ヤマハP-125
実機に触れてみてFP-30に「ビビッと」感じてしまった・・・。
何を買うべきか家に帰って、考察してみる。
ローランドFP-30 と ヤマハP-125の仕様について
ローランド FP-30とヤマハ P-125の料金差や仕様の違いは以下の通り。
Roland FP-30 | YAMAHA P-125 | |
実売価格 | 79,000円程度 | 50,000円程度 |
鍵盤 | 88鍵盤 (PHA-4スタンダード鍵盤: エスケープメント付き、象牙調) | 88鍵盤( GHS 鍵盤 黒鍵マット仕上げ) |
鍵盤タッチ | キー・タッチ:5段階、固定 | ハード/ミディアム/ソフト/フィックス |
ピアノ音 | スーパーナチュラル・ピアノ音源 | RGE スタンダードⅢ音源 |
同時発音数 | 128音 | 192音 |
価格は、約3万円の違いです。
すごく悩む金額です。
上記の表内に記載したのは、仕様の一部です。
それ以外にもいろいろと違う部分があるのですが、私が考慮した部分は概ね上記に記載した部分でした。
はっきり言って、全くの初心者ですので、どっちでも良い全然問題はないのでしょうが、すごく悩みました。
一番重視した鍵盤タッチの感覚・・・
ローランドのPHA-4スタンダード鍵盤とヤマハのGHS)鍵盤。
調べれば、調べるほどにわからなくなってきてましたが、ヤマハさんのラインナップが恣意的だと感じたことでした。
私が当初より購入を考えていたヤマハのPシリーズの88鍵盤であれば、P-45 P-125 P-515の3種類が販売されていますが、P-45 P-125の鍵盤は同じ一番安いモデルに搭載されるGHS鍵盤。
一方、P-515は高級機種に搭載されるエスケープ付きの木製鍵盤(白鍵のみ)のNWX鍵盤となっていて、かなり心を揺さぶられました。
ヤマハ電子ピアノの鍵盤の種類について
せめて、P-125にGHS鍵盤ではなくGH3鍵盤もしくはGH3X鍵盤を搭載していれば、そちらを選択していた可能性もあったのですが、P-515は実売価格138,000円程度。かなり予算オーバーしており選択肢に入りませんでした。
「それだったら、P-45でも良いのでは?これから続くかどうかもわからないのだから・・・」と考えはじめ、全く決まらずに数日が過ぎました。
どのような仕組みでどちらのほうが良いかというのはわかりませんが、実際に触ってみて「弾いているときの心地よさ」を感じたのはローランドのPHA-4スタンダード鍵盤でした。
そんなこんなで、YOUTUBEを徘徊し、紹介動画を見ている中で、SoundHouseさんが出しているRoland / FP-30研修会という動画を発見!
ローランドの方がFP-30の機能などを説明している動画をみて、今まで高級機種にしか採用されていなかった象牙調やエクケープメントを採用したと聞き、「なんとユーザーファーストな会社なんだろう!」と思い、一気にローランドさんの好感度アップ!「ローランドのFP-30が欲しい!」となったものの、先立つものがなく、どうしようか考えることに・・・。
鍵盤以外の気になる機能は?
最大同時発音数
最大同時発音数が128音だとか192音だとか、かなり大きな数が設定されており、「そんなに多くの鍵盤を同時に押すことはないから大丈夫だろう」と考えておりましたが、そうではないようです。
ダンパーペダル(音を伸ばすためのペダル)で伸ばしたりする音が含まれたり、ステレオで右、左を別々の発音数として数えるとのことです。さらに、伴奏機能を使ったりすればその音数も使用数に加算されるそうです。
とは言っても、実際どれくらいの発音数が必要なのか?!全く分かりませんでした。
いろいろと調べてみると・・・
- 最大同時発音数:128音
→ピアノとしてのみ使うようであれば、ピアノ中級者までは大丈夫。
ただし、伴奏機能などを使ったりすると、足らなくなるかも・・・・。 - 最大同時発音数:192音
→ピアノとしてのみ使うようであれば、音大レベルでも大丈夫。
とのことでした。
また、最大同時発音数を過ぎてしまっても、あまり気づかないように消えていくように調整調整がされているので、あまり気が付かないかも・・・。との記載もあるので、うまくなってから気にすることとして、とりあえず128音でもOKと考えました。
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